• トップ
  • 住まいの記事
  • 老後に在宅が増える前に防災を考えたい/太陽光x蓄電池のタッグが日常を守る(専門家インタビュー)

老後に在宅が増える前に防災を考えたい/太陽光x蓄電池のタッグが日常を守る(専門家インタビュー)

2024.06.10

これから老後の準備を始めるのであれば、より長い時間を過ごすことになる自宅の防災性は欠かせないものとなります。
老後の生活を安心なものにするため、この記事では、エネルギー会社である東京ガスにおいて、長年住宅内の設備に向き合ってきた専門家である石黒さんにインタビューし、自宅の防災性を高める方法や、太陽光発電と蓄電池がもたらす、いざ災害時になった際のメリットを解き明かします。

老後で考えるべき住宅像とは

インタビュアー: 老後の生活設計は、誰にとっても重要なテーマです。その中でも、自宅を老後に向けて整えることについては、どのような意味があると考えますか?

石黒: 老後の日常、非日常のどちらの観点においても重要なことだと思っています。
たとえば日常においては、定年退職、または時間を減らしての勤務を続けることで多くのご家庭の場合家で過ごす時間や人数が増えます。この変化により、日中の空調使用量が増え、光熱費の増加に繋がります。収入の減少等も考えると、この増加に対して対策を取っておくことは大きな意味を持ちます。例えば、ライフステージの変化の前に、老朽化したエネルギー設備の更新、太陽光発電の設置などをすることで、光熱費対策につながるでしょう。これらは、経済的な安定性を高める上で非常に重要な投資になります。

インタビュアー:非日常というのはどういうことでしょうか?

石黒:非日常として最も気にしなくてはいけないのは、地震です。
2022年に東京都が出した予想(東京都防災会議「東京都の新たな被害想定」)では、首都直下地震は、都内のどこが震源になってもおかしくないとしています。特に、東京に最も被害を及ぼすと想定される「都心南部直下地震」においては、発災後当面は、ライフラインの途絶や公共交通機関の寸断など、身の回りの生活環境に大きな支障が生じるとともに、被害が甚大な場合は、その復旧にかかる期間が長期化するおそれがあるとしています。

インタビュアー:復旧が長期化した際、どのような状況が考えられるのでしょうか。

石黒:東京都では、避難所は多くの被災者が殺到し、物資の不足やトイレの衛生環境の悪化、プライバシーの確保や避難者間のトラブルなど様々な課題が発生する可能性があるとしています。更に、自宅建物に大きな被害や、インフラの損傷がない限り、プライバシーが確保され、住み慣れた自宅に留まることは有効としています。

インタビュアー:災害直後に自宅に留まるにしても、ライフラインが途絶したような状況では季節によってはかなり厳しい環境になりますね。

石黒:自宅に留まることを踏まえると、自宅での電源の自立性の確保は、被災後の安心を確保するうえで非常に重要になります。
災害によって電力インフラが損傷し、電力供給が途絶えた際にも、太陽光発電と蓄電池での防災をあらかじめ計画しておけば、自立した電源を確保できます。これにより、照明、通信機器など一部の生活必需家電の動作を継続し、災害時でも安心して過ごせるようになります。特に、被災時期の復旧時期が見えない状態は体力的にも精神的にも困難な状態が続くであるため、すこしでも快適性を担保しておくことは年齢に関係なく大変重要になります。

導入をしたくなったらどんな点に注意すればいい?

インタビュアー: 太陽光発電と蓄電池の導入をしたいとなった際、どのような点に注意したほうがいいですか?これまで関わられた事例なども踏まえて教えてください。

石黒:まず「太陽光発電が有効に働くか?」を検討してから、蓄電池とセットにするかを検討することをお勧めします。太陽光発電の設置には、自宅の屋根の条件や立地を考慮し、最適なシステムを選することが必要です。次に、自身のライフスタイルや電力使用量に合わせた容量を選ぶこと重要です。初期投資は必要ですが、長期的な視点で見ると、電気代の節約や売電収入、災害時の安心感など、その価値は非常に大きいです。専門家と相談しながら、自身のニーズに最適なプランを立てることをお勧めします。

インタビュアー: 太陽光発電を設置する際、蓄電池は設置したほうがいいのですか?

石黒: 電力供給が途絶える災害時において、太陽光発電が十分でない場合や、太陽光発電が活躍できない夜間等においても自律した電源を確保する上で、必ずつけておいた方がいいでしょう。もちろん災害時の備えだけなく、家計面としても、使用しきれなかった太陽光発電の電力を蓄電池に蓄えておけば、夜間や雨天時に使用して電気代の節約が可能になります。

防災性だけじゃない、多数のメリット

インタビュアー: 太陽光発電の設置は、防災性のほかにもメリットがあるのですか?

石黒: 太陽光発電は、光熱費の削減はもちろん、持続可能なエネルギー源の一つとして、環境にプラスの効果を生み出します。次世代に豊かな環境を残していく責任ある行動を選んでいくうえでも、重要な意味を持つものです。

注1)太陽光発電の試算条件:太陽光発電設備容量4kw、太陽光発電1kWあたりの発電量1000kWh/年としたときの東京ガス試算。CO2排出係数は「地球温暖化対策計画」(2021年10月改定)2030年の火力平均係数0.60kg-CO2/kWhを使用
注2)林野庁ホームページ「関東森林管理局/森林の二酸化炭素吸収力」 より、50年生のスギの木が1年間平均で1本当たり約14kgの二酸化炭素を吸収するとして試算。

まとめ

インタビュアー: 太陽光発電と蓄電池の導入を考えている人々に向けて、エネルギーの専門家としてメッセージをお願いします。

石黒: 太陽光発電と蓄電池の導入は、ただ単に電気代を節約するだけではなく、老後の生活をより安心で、豊かなものに変える大きな一歩です。未来の自分と家族のために、今から始める準備として是非おすすめをします。私たちはエネルギー会社として、太陽光発電や蓄電池のご相談を通じて、安心した老後の生活を実現する手助けをしていければと思います

太陽光x蓄電池の検討がしたい方はこちら↓

石黒

石黒
<今回インタビューした専門家はこちら>

東京ガス株式会社
BTM事業推進グループ

太陽光、蓄電池など電力メーターの先にある家庭内の設備販売の事業推進をし、日々お客さまの生活によりそった提案に頭を悩ませる日々

(取材:みらいほぷらっと事務局)

  • この記事をシェアする
  • Facebookアイコン
  • LINEアイコン
  • Twitterアイコン
マンション無料買取査定!

東京ガスなら提携の買取会社から
最短1日でお電話で 査定価格を
ご連絡します。

今すぐ査定を申し込む
買取サービスについて詳しく見る

関連記事を読む